死者のルール

もうすぐ旧のお盆ですね?
お盆は地方によって風習が違いますが日本独特の習慣であり先祖の御霊が里帰りするので子孫が迎え火で迎えたりや送り火で見送ったりします。

また元々は地獄の受苦を免れた亡者が喜ぶ姿を模したのが始まりであり現在はレジャーと化している盆踊りなども全国各地で行われますね。

天国の霊界でも日本霊界はお盆やお彼岸の時期に子孫に会いに地上界に降りていく霊は多いのです。
日本霊界の先祖達は世界一子孫に愛情があり私の目で見ると過保護なくらい心配しています。
これを読んだ日本の皆様は宗派や家系に関係なく先祖供養を手厚くしてあげてくださいね。
ちなみに他の国の主な霊界では先祖霊はキリスト教徒ならクリスマスの時期でイスラム教徒ではラマダンの時期に会いに行くようです。
クリスチャンの皆さんはクリスマスにイエスキリストの生誕を祝い教会でミサに参加したり家でお祝いすると思います。
同時に先祖霊も集まってくるのでクリスマスのお祝いが一緒に先祖供養にもなります。
またイスラム教徒では世俗的な活動を制限し断食してストイックに神に祈り先祖に向き合うラマダンの時期はイスラム圏にも先祖霊が多数集まっておりアラーの神にお祈りを捧げている子孫に寄り添うムスリムらしい静かな先祖供養になるのです。
このラマダンの時期に神秘的な体験をしているムスリムはとても多いのです。
他にはユダヤ教徒の場合は過ぎ越しの祭りの時期に先祖霊が多数降ります。
詳細は割愛しますがモーゼがイスラエルの民を導いて出エジプトを達成させた最も重要な出来事であり彼を指導したヤハウエの神がイスラエルの民にだけ災いを免れる方法を教えて一晩でエジプト人の王子を含む全ての長子の命を奪った大変厳しい災いでありその出来事がイスラエルの民を解放に繋がったのが過ぎ越しの祭りなのです。
この出来事は当時の残酷なエジプト王の奴隷支配の心を折りモーゼにイスラエル建国を決意させる重要な出来事だったからです。
変わっている例は中国の霊界で春節に天国から降りて子孫に会いに行きます。
地上もすごい数の中国人が移動しますが霊界も凄まじい数の霊が地上に降りてくる時期なので春節の時期の中国では地上に降りた先祖霊で溢れています。
私のセッションではスピリチュアルメニューの一つとして死者が許可した場合にチャネリング(霊媒による通訳)をして死者のメッセージを生きている方に伝えています。
また昔から青森県の恐山にイタコさんという霊媒を職業にされている方がいて死者のメッセージを聞きに行く方は多数いますし2012年10月に小説から映画化した「ツナグ」という映画が大ヒットしましたが多くの人々の潜在意識に亡くなった方に会ったり話したいという願望があるようですね。

そこで今回は亡くなって天国にいる霊が地上の人間と接触する際の本当のルールを公開します。
ちなみに地上に近い霊界は高い場所にあるイメージですが実際には生きている人間が認識出来ないマジックミラーのような透明な壁があり現世のすぐ隣の次元に天国にいる死者達はおります。
死者達がすむ天国の霊界と地上の世界はすぐ隣であり意外に身近なのです。

彼らのいる世界の方から見ると我々が存在する現世は金魚が泳いでいる水槽を眺めるように全体が把握できます。
また霊界の方が時間が早く流れているので現世の未来もいち早く知っています。
霊能者は自分の能力をフルパワーにして未来の画像を見ることも可能ですがその反動でかなり体力と生命力を消耗するので天国にいる霊に教えてもらう時もあります。
特定の霊能者は生まれながらの使命がある為に特別に死者のルールは適用されず話す事を許されています。
しかしその力を私利私欲だけの為に使うと霊能力を取り上げられてしまいますので要注意です。
いわゆる幽霊(悪霊)は意識しているか無意識に関わらず現世から離れずに同じ次元に存在しています。
もちろんこのブログで紹介している死者のルールは無視して活動しており地上で事件、事故、憑依による病、地上の人間の欲望を増長させて狂わせたりしています。
もちろん死者のルール違反なので見つけ次第除霊して地獄か反省霊界(霊界の刑務所みたいな場所)に隔離されます。
このブログによく出てくる不動明王様が指揮している戦神や地獄警備隊の鬼神は毎日これらの悪霊を取り締まっております。
☆死者のルール1
生きている人間に姿を現してはいけない
天国にいる霊は本当は念の力で生きている人間に姿を見せる事が可能です。
しかしそれをする事は生きている人間が死者に依存してしまい自分で決断出来なくなり現世での魂修行の邪魔になる為に禁止されています。
ちなみに死者は夢の中で現れて姿を見せたり知らない別人で姿を現して生きている人間と会う事は可能です。
例えば西日本で起きた悲惨な電車事故の際に後に事故を起こすはずの列車に乗車しようとした女子大生が知らない老婆に手を引かれて戻されて乗車出来ず事故を回避した事がありましたがこのケースは先祖霊が別人に成りすまして可愛い子孫を救ったのです。
この女子大生がその後すぐに振り返ってもその老婆は霧のように姿を消したようです。
☆死者のルール2
生きている人間に話しかけてはいけない
死者は念の力で生きている人間の前に姿を現す事が出来ると書きましたが話しかける事も可能です。
これも生きている人間の魂修行を妨げる為に禁止されています。
☆死者のルール3
生きている人間の意思や行動に関係なく現世での未来を変更してはいけない
つまり生きている人間に対して過保護になってはいけないという事ですね。
本人以外の生きている人間に勝手に作用して未来を変更してはいけないのです。
先ほど書いた通り霊界では時間が地上より早く進むので未来が見えてしまいます。
もちろんその未来は確定しておらず地上の人間の意思と行動によって半分ぐらい変更可能です。
例えば幼い子を地上に残し亡くなってしまった母親がこれをよくしようとするので禁止しています。
その愛情と気持ちは痛いほど分かりますが本人の為に悲しみや寂しさを乗り越えて自分で人生を選択し魂を磨いて進化させるのが本当の親切なのです。
☆死者のルール4
現世で起きる未来を地上の人間に教えてはならない
死者が知ってしまう未来は完全には決まっていないので教えても結果が多少違いますが半分以上は当たってしまいます。
もし地上の人間がそれを知ってしまったら私利私欲に走ったり自助努力をしなくなったり最悪なケースだと人生を諦めて自殺してしまいます。
それを防止する為に霊界で知った未来を死者は直接教える事は禁止されています。
以上4つの死者のルールを書きましたが天国にいる死者もこのルールに違反しないやり方で地上にいる愛する人々を助ける為に活動しています。
死者が地上の人間に働きかける方法を紹介します。
(1)間接的な現象を起こして伝える
代表的なのはラップ音や家電製品のスイッチが勝手にONになったりOFFになったりする現象で誰も触らないのに物が壊れたりするのも間接的な警告です。
(2)別人になりすましてメッセージを送る
死者本人が姿を現したり話したりすることは禁止なので別人になりすまして生きている人間にメッセージや警告を伝えたりする事があります。
皆さんは経験がないでしょうか?
街中で突然知らない人が話しかけて来て重要なメッセージを伝えて消えてしまう事がありませんか?
それはあなたを愛している死者がなりすました人物かも知れませんよ?
(3)生きている人間を使い偶然出会わせてメッセージを伝える
これは知人や友人を使って合うはずの無い場所で偶然に出会わせて警告したりメッセージを伝える手段です。
事件や事故に巻き込まれそうな時の時間稼ぎによく使われます。
それでも鈍感な方はそういう警告を振り切ってしまい事件や事故に合ってしまう事もあるのです…
(4)霊能者を使い間接的にメッセージを送る
これは私もセッションでやっていますが死者は常に地上で信頼できる霊能者を探しており自分の愛する人にメッセージを送りたいと思っています。
これは地上の愛する人の守護霊に働きかけて霊能者に会わせますのでまず霊能者の所に先に守護霊が来て依頼に来ます。
後は友人や知人、家族などを使って守護霊がメッセージを本人に伝えるべくセッティングするのです。
あなたを知り愛している死者はいつもあなたの身近にいて陰ながら心配しています。
我々生きている人間は彼らに依存しない範囲で死者のメッセージに敏感になりあらゆる災難や不幸を最小限に抑えて素敵な人生を送り死者達の愛に報いましょう。
この記事が死者と現世に生きている人間の相互理解のきっかけになれば幸いです。