伊勢神宮参拝その1 外宮~月夜見宮(つきよみのみや)編

先日伊勢神宮の神様に呼ばれて参拝しました。今まで不思議と何回計画しても諸事情で中止になっていたので長年の念願が叶いました。私が住んでいる栃木県中部から伊勢神宮はかなり遠いのでまず名古屋に宿泊して翌朝近鉄の特急でまず外宮の最寄り駅である伊勢市駅に向かいました。

近鉄特急に乗るのは17年ぶりです。特急列車の車内では近鉄名古屋駅の構内で購入した駅弁の天むす弁当を食べました。

天むすはもちろんですが惣菜も多くて美味しかったです。

まず近鉄伊勢市駅から10分ほど歩いて外宮を参拝しました。伊勢神宮は外宮から内宮と参拝するのが古来からのしきたりです。

外宮は平日で遷宮も終わり落ち着いていたのか参拝客は予想より少なめでした。

素敵な参道を抜けるといよいよ外宮の正宮です。外宮の周囲には皇室に仕えていた陰陽師集団が張り巡らせた強力な結界がありました。ご神域を荒らす邪気や悪霊の侵入を防いでいます。あと普通の神社だと狐様、天狗様、白蛇様、龍神様などの眷属がご神域を守っていますがここで眷属は不在で神格を持っている神霊が200体ぐらい活動していてご神域を守り見張っています。私も霊視してみましたがこれらの神霊達に警戒されて短時間しか視れず外宮の全てを霊視するのは難しいです。

この鳥居より中は撮影禁止です。外宮は女性神の豐受大御神様を祀っているとの事でしたが私が霊視すると稲穂を持った霊体の大きな男性の神様がニコニコ笑っていました。もちろん古代の神様なのですがどう見ても大国主命(オオクニヌシノミコト)様ですよね?あれ?大国主命様って出雲大社の神様ですよね?

以下の記事はあくまでも私の独断と偏見でこの神様と霊視したり霊聴したお話です。

この神様に聞いてみたら大和族に稲作のノウハウを伝えたのは出雲族らしいのです。当時大和族は稲作、雑穀、野菜の栽培を初めていましたが当時の近畿地方は痩せた土地で収穫は伸びず田畑を広げようにも森や林を切り開くいい道具がなく大変困っていました。しかし出雲族はとても手先が器用でアイデアに富み既に木を切り開き雑草を狩り土を耕すいい道具や機械を既に開発していました。また優れた鉄窯や調理道具も開発していました。大和族はこれらを提供してもらえる事で米、雑穀、野菜の収穫は大幅に伸び飢饉から逃れるようになり調理道具も充実してより美味しい料理を作れるようになりました。それに感謝して建てられたのが伊勢神宮の外宮なのです。大国主命様はこちらでは主に食の神として働いています。出雲大社では縁結びの神としての働きが中心です。

こちらを参拝するときは神様には願い事はせず毎日飢える事無なく食事出来ることに感謝しましょう。こちらの神様のご神体は大きくて霊力も強いので気に入られると一生食べる事に困らないようです。似たような働きをする稲荷様は農作物を良く実らせたり直接食べ物を運んでくれますがこちらの神様の場合は安定した職に恵まれたり定期的に収入や仕事が入るようになるそうです。今でもこの外宮では宮司が毎朝木を擦って火を起こし炊飯してこの神様に捧げています。

次は豊受大御神荒御魂様を祀っている多賀宮に参拝しました。

こちらにこそ美しい古代の女性のお姿で豊受大御神様がおられました。

話を聞いたら大国主命様に遠慮して小さな多賀宮で参拝客の願いを聞き働いているようです。こちらも食事に関わる全ての神様なので農業、漁業、仲卸業者の方や料理人や食品に関わる方達にはぜひ参拝して欲しいですね。経済的に繁栄するだけでなくおいしく料理を作ったり加工するアイディアも与えてくれるようです。こちらの神様は最近の日本の食は乱れているとお嘆きで美食だけでなく健康にいい食事を日本人が取り戻すように日夜働いています。

次に土宮を参拝しました。大土乃御祖神(オオツチノミオヤノカミ)様を祀っています。元々は末社でしたが平安時代末期に別宮に昇格しました。霊視した感じでは神霊というよりは土を守る特殊な自然霊を祀っているようです。土を掘り起こす農業、建築業、土木関係のお仕事をされている方はぜひ参拝すると作業が順調に進み事故から守られます。こちらのお宮の写真は団体客に囲まれてしまったので割愛しました。

さらに風宮を参拝しました。

こちらは級長津彦命(シナツヒコノミコト)、級長戸辺命(シナトベノミコト)様を祀っております。土宮と同じく元々は末社でしたが鎌倉時代末期の元寇の折にこちらの風社と内宮にある風日折宮で祈願して神風を吹かせて撃退した功績で風宮として別宮に昇格しました。霊視するとこちらは自然霊ではなく双子の神霊でした。聞いてみると伊弉諾命(イザナギノミコト)の右手から生まれたのが男性神の級長津彦命で伊邪那美命(イザナミノミコト)の左手から生まれたのが女性神の級長戸辺命ということです。兄弟の神様が同じ宮に祀られている珍しいケースです。もちろんこちらの二体の神様はとても仲がいいです。風を操ったり吹かす事の出来る神様なので海に関わるお仕事の方、航空関係、防災に関わる消防関係の方には特に御利益があります。また双子の神様なので双子の兄弟のいる方はより仲良くなるのでぜひ訪れて祈願してみて下さい。

外宮には勾玉の形をした素敵な池があり菖蒲が咲いていました。暑い中歩き回ったのでこちらの畔で休憩しました。

ほとんどの参拝客は外宮の参拝を終えるとバスで内宮に向かいますがせっかくなので外宮から15分ほど歩いて月夜見宮に参拝しました。

こちらは天照大神様の弟神である月夜見尊、月夜見尊荒御魂を祀っています。

月夜見尊様は古事記や日本書記でもあまり登場しませんが参拝して交流して見ました。

こちらにはダイレクトに月のパワーが降り注いでいました。参拝で手を合わせただけで身体が揺れるぐらい強いエネルギーを感じます。外宮の本宮より受けるエネルギーは強くまさにパワースポットです。満月の光は浄化力が強いですがその10倍ぐらいの強さです。こちらに祀られている月夜見尊様はとても静かで穏やかな神様です。こちらに参拝すると癒しパワーを得て争い事から逃れられるそうです。分かりやすく言うと争い事のターゲットになりにくいので現在裁判中の方とか人間関係に悩んでいる方にオススメのスポットです。このお宮の隣には産婦人科医院がありました。赤ちゃんは月のパワーを受けて産まれてくるので納得ですね。

月夜見尊様にお別れして次はいよいよ内宮へ移動してお参りします。次の内宮編をご期待下さい。

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