今回は生きている人間が最も恐れる死についてお話します。皆様は死についてどんなイメージをお持ちでしょうか?
死はまったく恐れる事はありません。今回の記事では死の謎を解き明かしたいと思います。
地上の人間は大まかに三層構造になっています。魂、幽体、肉体の三つです。
☆魂
精密なエネルギー体で多重構造になっており地上や霊界で経験を積み進化すると新しい次元につながります。生前や死後の世界である四次元以降の霊界では魂だけの状態で生活しています。魂は人間の肉体に入るときはエネルギーが大きすぎるので分霊し5体か6体に分かれその内の1体が肉体に宿ります。魂には恐ろしい力があり念で想えばあらゆるモノを創造できる能力があります。
☆幽体
本来四次元以降の世界でしか暮らせない魂を包み三次元の地上で存在する為の保護スーツです。三次元の地上世界はかなり荒い波動を持つ世界であり直に魂が触れるのは大きなショックを受けてとても危険なのです。幽体は透明なので肉体の目では見えませんが霊視出来る人間の目には見えます。よく目撃される幽霊とは霊界に還らず幽体を着たまま地上を俳諧している存在の事です。
☆肉体
一番外側にある肉体は人間同士がお互いに見える為と地上で活動する為の有機物のスーツです。ご存知の通り地上の成人男女の交わりで受精し約10か月母体で育ったのちに地上に生まれて成長します。また先祖からDNAを受け継ぎさまざまな能力を持つ肉体のボディスーツが存在します。これらの幽体、肉体は魂と霊子線で繋がっており魂の意思で幽体と肉体を制御しています。ちなみに生まれる前は自らの人生計画に相応しい肉体のボディースーツを選びます。
死とはまず肉体と霊糸線が切れる現象です。肉体は本来120年生きられる設計になっているのですが人間のメンティナンスが悪かったり事故や天災などのアクシデントでダメージを負い寿命が短くなるのです。何らかの理由で肉体の死が近づくとまず霊糸線と肉体のつながりが切れて心臓が止まり肉体の死を迎えます。
次に幽体との霊糸線を切る段階になるのですがこれには猶予期間があります。仏教では49日と言われていますが実は60日です。いわゆる死神という霊界ガイドがこの段階では死者を導きます。アニメや漫画などで描かれている死神は怖い姿ですが現実の死神はクールでまるで葬儀社の社員のように礼儀正しい存在です。
死神は本人が生前に会いたくても会えない人に合わせたり行きたくても行けなかった場所に案内するお役目なのです。例えば生前遠くて会えなかった同級生の友人に合わせたり物理的に旅行するのが不可能なアフリカのサバンナに案内したりします。しかしすでに肉体は無く透明な幽体で現れるので地上の人間には全く見えません。最初は面白いのですが誰にも気づかれないのでだんだんつまらなくなります。やがて地上での活動は死後60日が期限になっておりその日が来ると霊界に還るか地上に留まるか選択を迫まられます。この時に幽体を脱ぎ捨てて魂のみになります。もし霊界に還らないと悪霊となり地上の人間に憑りついたりして災いを起こします。
大半の人間は人間の世界に近い精霊界か神々の世界の天国に還ります。ちなみに生前悪行の限りを尽くした人間は肉体と魂を繋ぐ霊糸線が切れた瞬間に幽体を着たまま真っ逆さまに地獄に落ちてしまいます。あまりにも邪悪なエネルギーが溜まっているために死神がガイドする間もなく悪魔の魔の手で地獄に引き込まれます。地獄の様子については私自身が見学してるので別の記事で詳細に書きます。悪行が少ない人々は死神の適切なガイドで地上での思い残しを消した後は天国に還るガイダンスを学びます。生前の一生を振り返る画像を見ながら反省や感激または感謝をします。また食事や入浴などの肉体を持った習慣をこの時期に捨てます。精霊界以上の霊界では魂は霊界の太陽からエネルギーを貰えるので食事する必要はありません。また死ぬ時に激しい痛みを感じていた魂は「癒しの霊界」に送られて眠らされる場合もあります。ここは約100年ほど掛けて霊界に還ってきた魂の痛みや苦しみを癒す霊界です。元々は戦場での激しい痛みで死んだ魂の為に作られた霊界でしたが近年は交通事後や癌などの激しい痛みを伴い亡くなった魂もたくさん送られています。「癒しの霊界」はお花畑のような清々しい世界に寝かされている魂を天国の天使や菩薩などの神格を持つ霊達が世話をしながら死ぬまでの苦しみを癒します。
このような死神の働きのほかに死が近づくと魂の兄弟である守護霊や先祖、生前仲の良かった人間やペットなどが死を迎えた人間を迎えに行きます。その存在が多いほど死の恐怖は少なくなります。仏教が唱えている善行で徳を積むという教えはとても正しくて常に利他の為に行動している人は地上の人間にとどまらず霊界の魂たちにも好かれとても幸せな往生を遂げて天国に還れるのです。
これを読んでる皆様も素晴らしい死を迎えて楽しい往生を遂げるようにしましょう。人に何と言われても善行を積み重ねて自分を犠牲にしない程度に利他に生きましょう。人間の魂は単に天国に還るだけでなくまた地上に幽体と肉体を持って産まれ変わります。そのときに過去の善行はすべてあなたに幸せをもたらすでしょう。一歩ずつ焦ることなくイエス・キリストに負けないぐらい愛を周囲の人々に与えて死を恐れず地上を生き抜きましょう。