狐様のお話

スピリチュアルの世界で狐様ほど誤解されている存在はいないと思います。それは動物霊、妖怪、神様全てに狐霊が関わり混同されているからです。以下分類して解説します。

☆動物霊としての狐霊

これは自然界で生息して魂を進化させている狐の霊です。

宇宙から降臨した稲荷様をモデルにデザインされており動物を司る神様が創造した動物霊です。

死に方が悪いと人間に祟ることもありますがそれほど力はありません。日本の霊界では動物霊を司るアマノカグヤノミコトという神様が彼らの魂の進化を管理しています。(アマノカグヤノミコトは私の友人です。性格は分かりやすく言うと畑正憲さんみたいな子供っぽい動物好きな神様です)

☆妖怪としての狐霊

これは九尾の狐が有名ですが他にも狐の妖怪はまだ多数おります。

彼らは地球霊団からは発生していないアウトロー的な存在でかなり魂が進化しており他の星から来た宇宙霊です。平安時代後期に九尾の狐が鳥羽天皇を操るために絶世の美女である「玉藻の前」に化けてその後退治され殺生石になったという伝説はかなり脚色されています。しかし陰陽師と軍隊で退治しなければいけないほど九尾の狐は妖術に長けており当時の人々を困らせていたのは事実です。

現代の狐の妖怪は主に夜のネオン街にいます。

ホストやキャバクラ嬢、風俗嬢でトップクラスの人間には狐の妖怪が取り憑いて操っています。この妖怪に取り憑かれると異様な色気を撒き散らし客を魅了し溺れさせて散財させます。派手で強欲になるのも特徴で高級ブランドのモノを集めたり高級車を乗り回すような贅沢を好み周囲から目立つような存在になります。もともとこの妖怪達は植物や動物の繁殖の神として地球に降臨したのですが派手な性格の者もおり真面目で素朴な稲荷大明神様のような生活を好まず不良化してしまったのです。ある意味悪霊より退治しにくい妖力を持っているので要注意です。狐の妖怪は宿主や関係する人間を破産や自殺に追い込んでも何ら反省せず落ちぶれたら簡単に次の宿主を探します。

☆稲荷大明神としての狐霊

こちらは伏見大社を総本社とするお馴染みの稲荷大明神です。
あなたの街にもたくさん祀られていますよね。先に紹介した狐の妖怪と同じく宇宙から降臨した宇宙霊です。近代まで五穀豊穣の神として活躍して来ましたが農業の衰退に伴い商売繁盛にも活躍しています。縁結びは性格が堅物の為か少し苦手みたいです。とても律儀で真面目な神様なのでふざけて参拝したり御礼参りをしないと人間を懲らしめる事もあるようです。商売繁盛や欲しい物を得たいときは稲荷大明神にお願いするといいでしょう。よほどひどい内容で無ければ叶えてくれます。あと家に稲荷様を祀っている方で油揚げを備える風習がなぜかありますが食べ物を備えると飢えた動物霊や飢餓で死んだ悪霊が集まって周囲に邪気が溜まり稲荷様が嫌がりますので避けましょう。稲荷様は塩素の入っていないきれいな井戸水やミネラルウオーターが大好きです。お供えをするなら清水にしましょう。お社の周囲には植物を植えていい気を満たしてあげてくださいね。ちなみに私が農家の裏庭にある稲荷様をきれいにして清水を備えると必ず御礼を誰かが持ってきます。稲荷様を手入れした後の仕事でカフェに梨を持ってきたお客さんがいたのには驚きました。このように稲荷様は律儀で真面目なんです。地味ですが愛すべき神様ですね。長年人間に寄り添い願いを叶えてきた稲荷大明神様を大切にしましょう!

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