未来の地球

霊能者は未来の世界を見ることが出来ます。未来の映像は確定していない世界です。私達が見ると半分ぐらい決まっていて半分は変更可能な未来です。またこれから人類が選択するシナリオが5通りありこのどのシナリオで未来が確定するかは今後の私たち次第です。現時点で確定している約200年後の未来を皆さんにお見せしましょう。

(1)エネルギー革命による経済格差の消滅

現在、原発事故により全世界的にどのエネルギーを使って行くのか議論がありますが今から約150年後に人類は宇宙開発の過程でで発電金属を発見します。
その金属と水を反応させれば安価で大きな電力を得られます。
この発電ユニットと安定化ユニットや宇宙金属を使った長時間かつ強力なバッテリーとの組み合わせによる画期的な小型電源システムは工場だけでなく一般家庭にも導入され地上から原子力発電、火力発電などの大規模な送電システムは廃止されます。
やがて宇宙開発によるエネルギー革命は工業製品や食糧生産の大幅なコストの低下をもたらし人々の貧富の差が消滅していく契機になります。
(2)労働時間の減少と人生観の変化
安価な電力を得た人類はやがて人工太陽を制作します。
これらが工場内に導入され野菜は大量に生産されます。
またバイオ技術の進歩によりバランスのいい栄養を持つようなか合成された穀物や野菜や果物も開発されます。
また魚肉や食肉も動物愛護の思想が高まり人工魚肉と食肉が開発されます。
過去の美味しい魚肉、豚肉、牛肉、鶏肉の遺伝子細胞から作り出した人工魚肉と食肉が食卓の中心になり価格も現代より大幅に下がります。
もちろん自然栽培の野菜や漁業、畜産で得られる魚肉や食肉も供給されますが食にこだわりのある人々のみ消費する高級食材になります。
人々はやがて労働時間減少の恩恵を受けます。
その為に人生の価値観が自己能力の開発や趣味が人生の中心になります。
国家や民族主義も崩壊しコストが安くて文化的な生活を送れるようになった人々は趣味を優先した街づくりを目指します。
現代で分かりやすく言えばディズニーランドや江戸村の様なテーマーパークがそのまま住む街になる感じです。
 (3)人工知能ロボットの開発と暴走による反乱
現在ロボット技術がかなり進歩していますが150年後の人類は超小型の発電ユニットと人工知能を駆使して人間の10倍の機能と腕力を持つ万能ロボットを開発します。
これで人類は面倒な肉体労働や介護、伝承の難しい精密機械の制御や加工から開放されるはずでした。
しかし人類並みの高等な意志を人工知能で持ったロボット達は自分たちを都合よく使い捨て仕事を押し付ける人類に反発し反乱を起こします。
高性能の警察用と軍事ロボットも産業用ロボットとリンクして反乱を起こし戦い始めます。
現在アメリカとカナダがある北米大陸は彼らロボット反乱軍の支配する地域になり軍事要塞化されます。
この戦いは人類の想像を超える犠牲者を出す事になるでしょう。
 高等な知能を持ったロボット達は真っ先に政府要人や科学者、軍事に長けた人間を分析して殺害あるいは人質に取ったので人類は苦戦を強いられます。
そもそも神以外は意志のある生き物を自由に作ってはいけない宇宙の掟を人類は犯してしまうので反動が来たのです。
この戦いはメンテナンス時間を過ぎて全てのロボットが老朽化して故障するまで続きました。
ロボット達には修復プログラムは入っていましたが幸い新しい次世代の新型ロボットを大量生産するプログラムは入っていませんでした。
人類はロボット達を使い捨てる事しか考えていなかったのでロボット自体が次世代の新型ロボットを受け継ぐような発想は無く活動期間をほぼ20年に設定して次世代ロボットの開発や長期使用のプログラムは入っていませんでした。
またそれが実現できる科学者を真っ先殺害してしまったロボット達の失敗も重なり反乱は約20年程で鎮圧されます。
しかしこのロボット反乱戦争により人類は全人口の3分の1を失います。
人類はこれ以降は警察用や軍事ロボットの生産を禁止すると共に産業用のロボットは自爆装置の義務化を実施します。
これ以降の時代では人工知能搭載のロボットによる反乱事件は発生しても対策が進み小規模に抑えられるのでした。
このような悲劇的な未来を迎えないように現代の私たちが人工知能搭載のロボットについて暴走して人間と戦わないように今から考えて対策すればこの記事で書いた未来はもっと良き世界になる事でしょう。

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